ガスタービン製造企業は生産能力を拡大するも、受注残の解消は困難な見通し

ブルームバーグ社(Bloomberg)の報道によれば、主要ガスタービン製造企業は生産能力を拡大している。例えば、三菱重工業は、今後2年間にガスタービンの製造能力を2倍にする計画で、GEベルノバ社(GE Vernova)やシーメンス・エナジー社(Siemens Energy)も、ガスタービンの生産拡大計画を発表している。近年、需要増と受注残対応により、大型ガスタービンの納期までの平均期間は長期化しており、以前の2年半~3年から、現在は7年を要する場合もある。ガスタービンの需要増の一因は、老朽化したタービンの取り換えであるものの、データセンターの建設が大幅な需要増を招いているようである。電力研究所(Electric Power Research Institute)は、「個々のオリジナル機器メーカーが生産を倍増した場合、歴史的なデータに基づくと、全体的な生産量が15~40%増加する可能性がある。これはいずれ受注残の緩和につながるが、待機期間の劇的な減少には不十分だろう」と分析している。

Utility Dive “Gas turbine manufacturers expand capacity, but order backlog could prove stubborn” (09/05/25)
https://www.utilitydive.com/news/mitsubishi-gas-turbine-manufacturing-capacity-expansion-supply-demand/759371/