電力機関に147GWの新規大規模電力需要追加の可能性、ピーク需要は20%増か

ウッド・マッケンジー社(Wood Mackenzie)が9月4日に発表した分析報告によれば、大規模な電力需要が米国の電力網に発生しつつあり、電力会社のピーク需要は今後10年間に20%押し上げられる見通しである。米国内における電力需要は、数年に亘って横ばいとなった後、急速に増加している。その要因は、データセンターや産業拡大、電気化であるが、実際にどの程度の電力需要が見られるかは依然として不明である。電力研究所(Electric Power Research Institute)によれば、2030年までにデータセンターは米国の発電量の9%を消費する可能性があるが、現在提案されている全てのデータセンターが建設されるとは限らないとの見方で専門家は一致している。マッケンジー社の報告によれば、投資家所有型電力機関は現在、17GW超の大規模電力需要に対応する施設を建設中で、更に99GWの大規模電力需要への対応を予定している。これは現在の米国のピーク需要の15.5%に相当し、これに加えて32GWの発電容量について協議が進展または短期的予測内にあることから、合計147GWの大規模電力需要となる可能性が高く、ピーク需要の20%に相当すると、マッケンジー社は説明する。

Utility Dive “Utilities could add 147 GW of new large loads, boosting peak demand 20%: WoodMac” (09/05/25)
https://www.utilitydive.com/news/utilities-could-add-147-gw-of-new-large-loads-boosting-peak-demand-20-wo/759359/