下院、トランプ大統領のエネルギー政策に沿った下院エネルギー・水歳出法案を僅差可決

Axiosは5日、下院がトランプ大統領のエネルギー政策を反映した2026年度下院エネルギー・水歳出法案(energy and water appropriation bill)を、214対213の僅差で可決したと報じた。民主党議員全員に加え、共和党議員4人が反対票を投じ、化石燃料に重点を置く政権のアジェンダが議会において簡単には賛成票を得られないことが示される結果となった。同歳出法案は、エネルギー省と水関連の連邦プログラムに対し2026年度に総額570億ドルを割り当てており、前年度から7億6,600万ドル減で、うちエネルギー省(Department of Energy)向けは約490億ドルと10億ドル以上縮小した。エネルギー省内を見ると、エネルギー効率・再生可能エネルギー局(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy: EERE)予算は46%削減し、クリーンエネルギー実証局(Office of Clean Energy Demonstrations: OCED)が廃止される一方、原子力エネルギー局(Office of Nuclear Energy)予算は18億ドルに増額する。一方上院においては、本下院版歳出法案に関して、「電気料金の高騰に対処できていない」との批判が民主党から出ているほか、エネルギー・水小委員会委員長のジョン・ケネディ上院議員(John Kennedy、ルイジアナ州選出共和党)と歳出委員会(Appropriations Committee)指導部の間で歳出額水準を巡る対立が続いている。

Axios “House narrowly OKs spending bill backing Trump energy priorities” (09/05/25)
https://www.axios.com/2025/09/04/house-passes-spending-bill-trump-energy