ハーバード大、地裁でトランプ政権に勝訴

アーステクニカ(Ars Technica)は9月5日、連邦地裁がハーバード大学(Harvard University)の訴えを認め、トランプ政権による約26億ドルの研究資金凍結の解除を命じたと報じた。アリソン・バローズ連邦地裁判事(Allison Burroughs)は、同政権の反ユダヤ主義を理由にした資金停止を「イデオロギー的な攻撃」とし、行政手続法(Administrative Procedure Act: APA)と憲法修正第1条(First Amendment)に違反するとの判断を示した。また「大学は反ユダヤ主義に対する対応を適切に行う必要があった」としながらも、「助成中止となった研究と関連性はなかった」とし、「十分な説明なしに判例を無視するような命令を出した」最高裁の対応をも批判した。これに対しリズ・ヒューストン大統領府報道官(Liz Huston)は「オバマ元大統領に任命された活動家判事」による「言語道断な判決」として、即座に控訴する方針を表明した。一方、同大学のアラン・ガーバー学長(Alan Garber)は学問の自由と研究の権利が確認されたと歓迎の意を示した。

Ars Technica “Harvard beats Trump as judge orders US to restore $2.6 billion in funding” (09/05/25)
https://arstechnica.com/science/2025/09/harvard-beats-trump-as-judge-orders-us-to-restore-2-6-billion-in-funding/