ウィスコンシン州、中間選挙の結果を受けて鉄道事業を中断

先の中間選挙でウィスコンシン州の次期知事に当選したスコット・ウォーカー氏(共和党)が州内のミルウォーキーとマディソンを結ぶ8億1,000万ドルの鉄道事業の廃止を改めて主張したことを受け、同州の運輸長官は鉄道事業を中断すると発表した。中間選挙では、鉄道事業に反対を示した州知事候補が、オハイオ、フロリダ、ウィスコンシンの各州で当選した他、共和党が多数党となる連邦下院は鉄道資金拠出に厳しくなることが予想されている。オハイオ州の次期知事は選挙後の記者会見で州内で計画されている3C(クリーブランド-コロンバス-シンシナチー)鉄道事業への反対を再表明しており、また、フロリダ州の次期知事は選挙中、州内のタンパとオーランドを結ぶ鉄道事業に州の資金が使用されないよう断固と主張していた。カリフォルニア州知事選では鉄道支持派のジェリー・ブラウン(Jerry Brown、民主党)が勝利したが、下院で運輸インフラストラクチャー委員会の長となることが予想されるジョン・マイカ議員(John Mica、共和党、フロリダ州選出)が、予想以上に鉄道事業に厳しい姿勢を示すことが予想され、鉄道事業支持派は今後の行方を不安視している。
The New York Times “Wis. Halts Rail Project as Election Fallout Begins” (11/8/10)