エネルギー省、ミシガン州石炭火力発電所閉鎖に緊急延期命令

ユーティリティー・ダイブ(UTILITY DIVE)は5月27日、エネルギー省(Department of Energy)がコンシューマーズ・エナジー社(Consumers Energy)に対し、ミシガン州にある1,560メガワット(MW)のJHキャンベル石炭火力発電所(J.H. Campbell power plant)の閉鎖を8月21日まで3カ月間延期するよう命じたと発表した。今年の夏に中西部地域における停電の可能性が指摘されており、同省は北米電力信頼度協議会(North American Electric Reliability Corp: NERC)の報告書を引用し、中西部独立系統運用機関(Midcontinent Independent System Operator: MISO)に対し、同発電所を経済的に稼働させつつ、消費者の料金支払い負担を最小限に抑えるよう指示した。同社も命令に従う意向を示しており、コスト回収方法を模索中である。一方で専門家は発電所所有者などからの要請がない中で発令されたことを指摘しており、消費者擁護団体のパブリック・シチズン(Public Citizen)は緊急権限の濫用として法的措置を検討しているという。

UTILITY DIVE ” DOE orders 1.6-GW coal-fired power plant to delay shutdown over MISO outage concerns” (05/22/25)
https://www.utilitydive.com/news/doe-coal-fired-power-plant-consumers-energy-miso-emergency/748972/