サイエンス誌(Science)は4月14日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)のテキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)における5億2,000万ドルのスーパーコンピューター「ホライズン(Horizon)」の建設が遅延、もしくは中止になる可能性があると報じた。議会が割り当てたNSFの2025年度予算90億ドルのうち、トランプ大統領は2億3,400万ドルの緊急支出を凍結する意向を示しており、研究者たちは既存のスーパーコンピューター「フロンティア(Frontier)」の10倍の性能を持つホライズンが、科学の進展に不可欠であると強調している。ホライズンの建設に対しては既に7,300万ドルが支出されていることに加え、2,600万ドルが計画や移行のために使われており、資金不足が続けば、フロンティアの老朽化が進むことが懸念されるだけでなく、支援の打ち切りにより、これまでの投資が無駄になり、政府は1億ドルの損失を被る恐れがあると伝えている。
Science “Trump throws wrench into NSF’s support for new Texas supercomputer” (04/14/25)
https://www.science.org/content/article/trump-throws-wrench-nsf-s-support-new-texas-supercomputer