AI技術に対する専門家と一般市民の意識格差が明らかに ピュー調査

ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center: PRC)は4月3日、2024年に実施した人工知能(AI)に対する専門家と一般市民の意識調査結果を発表した。調査によると、今後20年間のAIの影響について、専門家の56%が肯定的な見方を示したのに対し、一般市民では17%にとどまった。特に雇用への影響では、専門家の73%が好影響を予測する一方、一般市民では23%と大きな開きが見られた。ただし、両者ともAIの規制については共通の懸念を示し、約6割が政府による規制が不十分になることを危惧している。AIの設計における性別や人種についても、男性や白人の視点が優先される傾向を両者が指摘し、専門家の間でも性別による意識の差が顕著で、AIへの期待度は男性が63%なのに対し、女性は36%にとどまった。不正確な情報、なりすまし、データの悪用などがAIに対する懸念事項で、一般の人々は特に、人間関係の喪失につながることを懸念しているという。

Pew Research Center “How the U.S. Public and AI Experts View Artificial Intelligence” (04/03/25)
https://www.pewresearch.org/internet/2025/04/03/how-the-us-public-and-ai-experts-view-artificial-intelligence/