新アメリカ安全保障センター(Center for a New American Security: CNAS)は3月20日、インドネシアにおける中国のデジタル・シルクロード(Digital Silk Road: DSR)に対抗するための戦略を提言する報告書を発表した。報告書は、クラウド移行やAI導入を加速するインドネシアに対し、米国が重要な公私契約を確保する機会を捉えるべきと指摘し、10年目を迎える中国のDSRがインドネシアへのデジタル経済に及ぼす影響を分析しつつ、より競争力のある代替案を提供するための具体的な戦略を提案している。具体的には、AI普及拡大や海底ケーブルなどのデジタル・インフラ・プロジェクトにおける中国の影響力の抑制に加え、国際開発金融公社の支援強化、スマートシティ構想の支援を通じて、民主的価値を共有しつつインドネシアへのインセンティブを組み合わせるべきと提案しており、米国の技術的・経済的国家戦略の強化策を示している。
CNAS “New Report Reveals How U.S. Can Counter the Digital Silk Road in Indonesia” (03/21/25)
https://www.cnas.org/press/press-release/new-report-reveals-how-u-s-can-counter-the-digital-silk-road-in-indonesia