SLAC国立加速器研究所の新所長が就任

SLAC国立加速器研究所(SLAC National Accelerator Laboratory)の新所長として、X線科学者で同研究所に2010年から務めるチ-チャン・カオ氏が(Chi-Chang Kao)が就任(11月1日付)することが決まり、同研究所は従来の素粒子物理学専門の研究所から、X線研究に重点を置いた多目的研究所へと変革する大きな取り組みが、ある意味で完了した。カオ氏は、2007年12月以来、同研究所の所長として研究所の転身を指揮してきたパーシス・ドレス氏(Persis Drell)の後任となる。SLACは、エネルギー省(Department of Energy)傘下で、スタンフォード大学(Stanford University)によって運営されている。カオ氏はSLACの今後について、現行プログラムの維持に加え、エネルギー関連の基礎研究の具体的な分野(エネルギー貯蔵、ソーラー技術、触媒作用など)を強化していきたいと述べているが、現状の連邦予算環境ではこうした拡大が難しいであろうとの認識も示している。
ScienceInsider “X-ray Scientist to Head SLAC National Accelerator Laboratory” (10/25/12)