国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)の研究者が発表した報告書によれば、エネルギー省(Department of Energy)が2016年に設定した電力コスト目標が実現されれば、2050年までに集光型太陽熱(CSP)発電が米国の電力システムにおいて果たす役割は大幅に増加する可能性があるという。NRELの研究者は、エネルギー省のコスト目標(2030年までに1キロワット時あたり5セント)が実現された場合の影響について、地域エネルギー導入システム(Regional Energy Deployment System: ReEDS)モデルを使って様々なシナリオを試算した。この結果、全てのシナリオにおいて、太陽光(PV)発電は、発電能力と電力構成において増大的な役割を担う一方で、地熱エネルギー貯蔵を備えたCSPの役割は、2030年のコスト目標が実現した場合のみ、拡大することが判明した。
National Renewable Energy Laboratory “Concentrating Solar Power’s Role Could Grow if 2030 Cost Targets Realized” (1/21/19)