ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は10月27日、トランプ政権下で風力発電の電力購入契約(Power Purchase Agreement: PPA)価格が太陽光を上回るペースで上昇していると報じた。レベルテン・エナジー社(LevelTen Energy)のデータによると、2025年第2四半期から第3四半期にかけて太陽光PPA価格が4%上昇したのに対し、風力は5%近く上昇し、昨年比で約14%の上昇となった。主に関税や連邦政府の許認可政策の厳格化、さらに「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル法(One Big Beautiful Bill Act)」による税制優遇措置の期限を前にした開発業者の駆け込み申請が価格上昇の要因と分析している。一方、エネルギー転換企業トリオ社(Trio)は、資金調達コストの上昇が主要因と指摘し、今後発表される追加関税によりPPA価格はさらに10%から15%上昇する可能性があるという見解を示した。両社共に当面は価格下落の見通しは立たないとの見方を示している。
Utility Dive “Wind PPA prices rising faster than solar under Trump administration” (10/27/25)
https://www.utilitydive.com/news/wind-solar-ppa-prices-level-ten-trio/803792/