農務省、2つの研究機関をDCからカンザス・シティへ移転

農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)は6月13日、省内の統計部門である経済研究サービス(Economic Research Service: ERS)と、最先端の農業科学へ資金を提供する米国食品・農業研究所(National Institute of Food and Agriculture: NIFA)の2つの機関をワシントンDCからカンザス・シティ地域へ移転する計画を発表した。移転は会計年度末である9月30日までに行われる予定で、USDAの試算によれば、向こう15年間で雇用と賃貸料から合計3,000万ドルが節約できるという。移転先は明らかになっていないが、カンザス・シティ地域開発評議会(Kansas City Area Development Council)の社長兼最高経営責任者は、「当局はカンザス州とミズーリ州の境界付近を調査している」とコメントしている。しかし、両機関の現職員、複数の民主党議員、元USDA上層部で構成される超党派同盟は、「首都から900マイル以上離れた地への移転は破滅をもたらす」と警告する。また、最近労働組合化したNIFAとERSの組合幹部は、移転への反対を表明している。​ ​ Washington Post “USDA research agencies will move to Kansas City region despite opposition” (6/13/19)