軍研究所、安全を巡る懸念から致死的なウィルスの研究を停止​

メリーランド州フォート・デトリックにある米陸軍感染症医療研究所(United States Army Medical Research Institute of Infectious Diseases)が、エボラ・ウィルスなどの危険な病原菌を扱う研究の停止に追い込まれた。同研究所は8月5日に声明を発表し、「研究は現在停止している」ことを明らかにしており、停止は数か月間に及ぶ見込みであるという。研究所の声明によれば、疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)は7月、米陸軍感染症医療研究所に対し、安全保障ラボからの排水を浄化する十分なシステムを有していないという理由で、研究に関する「停止命令(cease and desist order)」を発布した。CDCは、安全保障上の理由から本決定に関する情報を公表していない。同研究所は、軍または公衆衛生を脅かすウィルスや毒を研究するバイオ防衛センターである。​ ​ New York Times “Deadly Germ Research Is Shut Down at Army Lab Over Safety Concerns” (8/5/19)