国防総省(Department of Defense)の国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は、「小型かつ自律的で、自由飛行する軌道上の前哨基地(tiny, self-contained and free flying orbital outpost)」に関する提案を募集している。募集の対象となる軌道前哨基地は、内部に少なくとも1立方メートルの空間があり、80キログラムを運搬でき、持続的な電力を持ち、0~1の間の気圧であることが必要とされている。また軌道上を独自に移動でき、早急に構築できることも必要である。国防総省では、発注契約から2年以内にこの前哨基地を用意できることを期待している。また、最終的には、モジュラー型のステーションで、ロボットアームを持ち、人間を運搬でき、(地球軌道よりも)放射線に強固なものであることが望まれている。この軌道前哨基地の具体的な目的は明らかでないが、実験や探査など、軍が様々な目的に利用できるプラットフォームのようである。そして、軍はいずれは人間に適した居住空間へと拡大できることを期待している。
The Verge “The Department of Defense wants ideas for a tiny autonomous space station” (7/3/19)