国防総省、スカンジウムの国内供給網開発に1,000万ドルを提供

国防総省(Department of Defense)は8月5日、国防生産法(Defense Production Act)第3章(Title III)を通じて、エルククリーク・リソース社(Elk Creek Resources Corporation: ECRC)に1,000万ドルの契約を発注した。ネブラスカ州エルククリーク近郊に位置するECRCは、米国初となる多金属鉱床の開発に取り組み、近い将来にスカンジウム、ニオブ、チタン、その他の重要鉱物の生産を目指している。契約の下、ECRCのエルククリーク重要鉱物プロジェクト(Elk Creek Critical Mineral Project)に関するフィージビリティ調査レベルの工学、追加の鉱床評価掘削、費用試算の更新が可能になる。また、ECRCは、主要な国防契約企業と協力し、アルミニウム=スカンジウム合金を航空宇宙プラットフォームに統合する活動を進めていく。エルククリーク・プロジェクトが成功すれば、ECRCは米国初のスカンジウム生産者となる他、先端推進技術や次世代エネルギーシステム等の重要な国防総省システムの強化につながる。

Department of Defense “Department of Defense Awards $10 Million to Develop a Domestic Mine-to-Master Alloy Scandium Supply Chain” (08/05/25)
https://www.defense.gov/News/Releases/Release/Article/4264389/department-of-defense-awards-10-million-to-develop-a-domestic-mine-to-master-al/