国家核安全保障局(National Nuclear Security Administration: NNSA)は、核兵器備蓄の維持管理及び近代化を目的として、3つの慣性閉じ込め核融合(Inertial Confinement Fusion: ICF)プログラム施設において実験を行ってきているが、NNSAは2023年に、これらの施設の修復・改良に関する10カ年再資本化計画を議会へ提出した。計画には、関連活動や費用、スケジュールの他、短期的活動案に関する情報も含まれている。しかし、政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)の調査の結果、NNSAはこれらの活動の進捗状況の評価を行っておらず、議会とNNSAは、計画の目標が達成されているのか否かについて把握していないという。GAOは、現在検討下にあるICF施設の改良について選択肢を文書化すること、NNSAのプログラム管理指針に整合するパフォーマンス測定を開発・使用することの2点を勧告している。
Government Accountability Office “National Nuclear Security Administration: Improvements Needed for Managing Recapitalization of Fusion Facilities” (09/05/25)
https://www.gao.gov/products/gao-25-107204