北東部地域で洋上風力発電が稼働していれば4億ドルを節約できた可能性

デイマーク・エネルギー・アドバイザー社(Daymark Energy Advisors)が8月27日に発表した報告書「2024/25年冬における風力発電の価値(Value of Wind in Winter 2024/25)」によれば、2024/25年の冬に、契約済みの洋上風力発電(3,500メガワット)が稼働していた場合、北東部地域の電力利用者は4億ドルを節約できた上、温室効果ガスの排出を大幅に削減できた可能性があったという。具体的には、洋上発電によって、①36億キロワット時のクリーン電力の生産、②3,400万MMBtuの化石燃料の使用削減及び天然ガス・石油・石炭への依存度の低減、③180万トンの二酸化炭素排出の回避、④電力価格の11%低減と、北東部地域の電力利用者に数億ドルの節約、がもたらされた可能性があるという。独立系統機関ニューイングランド(ISO New England)の報告によれば、2024~2025年における北東部地域の電力価格は67%上昇しており、その要因として、同地域の電力の主要な供給源である天然ガスの価格が112%も上昇したことが挙げられている。こうした状況の中、今回の報告書が発表された。

RENEW Northeast “Offshore Wind Could Have Saved New England Ratepayers $400 Million Last Winter, New Study Finds” (08/27/25)
https://renew-ne.org/offshore-wind-could-have-saved-new-england-ratepayers-400-million-last-winter-new-study-finds/