ブルームバーグNEF(BloomberNEF: BNEF)の分析報告によれば、再生可能エネルギーに伴う水素ガスの生産価格は今後急落する見込みで、その場合、同水素は温室効果ガス削減の最も急進的技術となる可能性がある。水素は数十年にわたり、「炭素フリーのエネルギー資源」として称賛されていたが、それを生産するための費用と複雑性から、その利用はニッチな分野に限定されていた。報告によれば、再生可能水素の費用は、現行の1キログラム当たり2.5ドル~6.8ドルから、2030年には同1.4ドルに下落する見込みで、2050年には更に同80セントになると予測され、これは天然ガス価格と同等になる。最も効率的な戦略は、水素事業を風力及びソーラー・エネルギー資源と直結させることである。一方、再生可能エネルギーの費用がより高く見込まれている日本などでは、再生可能水素の生産はより高コストになると考えられている。
Renewable Energy World “BNEF finds that hydrogen’s plunging price could boost its role in a carbon-free future” (8/26/19)