ロサンゼルス・タイムズ紙(Los Angeles Times)は10月24日、カリフォルニア州最高裁判所が、カリフォルニア大学(University of California: UC)によるトランプ政権との和解案を非公開にする要請を退けたと報じた。公開されたのはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles: UCLA)への12億ドルの和解案で、UCは文書公開により、交渉に「取り返しのつかない損害」が生じると主張していた。27ページに亘るこの和解案は、政権によるUCLAの入学政策の大幅な変更、抗議活動へのより厳格な規制、未成年者への性別適合医療の禁止などを要求するもので、UCLA教職員組合(UCLA Faculty Association)が公記録法(Public Records Act)に基づき内容を公開するよう提訴し、下級裁判所がUCに開示を命じていた。トランプ政権は8月、UCLAが反ユダヤ主義への対応、入学慣行、性別アイデンティティ問題で違法行為があったとし、5億8,400万ドルの研究資金を一時停止し、大学側も罰金と補償の支払いは不可能という見解を示していた。
Los Angeles Times “Under court order, UC publicly releases Trump administration’s $1.2-billion settlement proposal” (10/24/25)
https://www.latimes.com/california/story/2025-10-24/uc-publicly-release-trump-ucla-1-2-billion-settlement-offer