トランプ政権、大学に包括的協定への署名を要請 助成で優遇措置

ウォール・ストリート・ジャーナル紙(Wall Street Journal)は10月1日、政府が大学に対して包括的協定「高等教育における学術的卓越性に関する協定(Compact for Academic Excellence in Higher Education)」への署名を求めていると報じた。人種や性別に基づく入学選考の禁止、5年間の授業料引き上げ停止、留学生の受け入れ枠15%上限設定などを含む10項目に亘る内容で、協定に署名する大学は「実質的で意味のある連邦給付」を含む複数の優遇措置を受けられるという。協定は保守的な思想に対する暴力を誘発する部署の廃止や、キャンパス内での政治活動を制限する要求も含み、まずはバンダービルト大学(Vanderbilt University)、ダートマス大学(Dartmouth College)、ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)など9大学に書簡が送付された。協定に署名した大学には、独立監査人を雇用し、教職員・学生・職員への匿名調査を通じて協定遵守状況を評価することが求められる。調査結果は一般公開され、司法省(Department of Justice)が審査を行うという。

WSJ “White House Asks Colleges to Sign Sweeping Agreement to Get Funding Advantage” (10/02/25)
https://www.wsj.com/us-news/education/trump-universities-compact-federal-funds-agreement-df158493