ロイター通信(Reuters)は9月24日、トランプ政権がエネルギー省(Department of Energy)による22億6,000万ドルの融資条件再交渉の一環として、リチウム・アメリカズ社(Lithium Americas)の株式最大10%を要求していると報じた。同社はゼネラル・モーターズ社(General Motors: GM)と共同で、2028年の操業開始時には西半球最大のリチウム供給源となるネバダ州サッカー・パス鉱山プロジェクトを進めており、計画の第一段階で最大80万台の電気自動車に供給可能な規模となる年間4万トンのバッテリー用炭酸リチウムを生産する予定である。一方、政府は中国の過剰生産によるリチウム価格低迷を背景に、同社の融資返済能力に懸念を示し、インテル社(Intel)やMPマテリアルズ社(MP Materials)などへの出資に続き、国家安全保障上重要な産業への直接介入を強化している。大統領はこの計画を支持するものの、公平性を望む姿勢を崩していないとし、GM社に対してもリチウム購入の保証やプロジェクトの一部管理権を政府へ移譲するよう求めているという。
Reuters “Exclusive: Trump wants piece of company in charge of America’s biggest lithium mine” (09/24/25)
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/trump-administration-seeks-equity-stake-lithium-americas-amid-loan-talks-2025-09-23/