グーグル社(Google)は6月30日、核融合電力会社のコモンウェルズフュージョンシステムズ社(Commonwealth Fusion Systems:CFS)から電力を購入する契約を締結し、CFS社への投資を拡大することを発表した。具体的に、グーグル社は、CFS社がバージニア州チェスターフィールド郡に構築予定の原子炉から電力200メガワットを購入することになる。CFS社は、2030年代前半までに商業規模でのエネルギー創出を目指しており、本契約は、グーグル社が核融合電力会社との間で締結する初のエネルギー調達契約となる。同契約の下で、グーグル社はCFS社の他の原子炉からの電力購入権も得ることとなるが、2021年に開始した同社への投資も拡大するという。グーグル社は、2010年以降、各種再生可能エネルギー購入契約を締結しており、その後、地熱エネルギー・電池などといった他のエネルギー源にも拡大しているが、CFS社との契約で、エネルギー源を先進原子力にも拡大したことになる。グーグル社は、本件とは別に、将来の小型モジュール原子炉(small modular reactor:SMR)展開も支援している。なお、グーグル社は、6月27日に発表した年次環境報告書において、2024年に、同社データセンター及び事務所全体で使用するエネルギーの約66%がカーボンフリーエネルギーとなったことを報告している。
Axios “Google strikes fusion power deal” (06/30/25)
https://www.axios.com/2025/06/30/google-fusion-power-deal