エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は7月7日、2024年のエネルギー輸入依存度が17%となり、約40年ぶりの低水準を記録したと発表した。2006年の過去最高34%から半減した水準で、同局の月次エネルギーレビューによると過去20年間の輸入供給割合の低下は、国内での生産増加と2006年以降の輸入減少に起因しているという。これで米国は3年連続でエネルギー純輸出国となり、国内生産は記録的な水準に達した。天然ガスや原油、天然ガスプラント液(Natural Gas Plant liquids: NGPLs)、バイオ燃料、太陽光、風力のいずれも過去最高の生産量を記録し、2024年のエネルギー輸入の84%は原油と石油製品が占め、残りの大部分は天然ガスとなった。輸入先については、2014年以降、カナダからの原油・石油製品の輸入量が石油輸出機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries: OPEC)諸国からの輸入量を上回り、特に2024年はカナダのトランス・マウンテン・パイプラインの拡張により、過去最高の輸入量を記録した。
EIA “Imports made up 17% of U.S. energy supply in 2024, the lowest share in nearly 40 years” (07/07/25)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=65664