エネルギー省(Department of Energy)は9月17日、融資プログラム局(Loan Programs Office: LPO)を通じたエンテック社(ENTEK Lithium Separators: ENTEK)への7,721万7,590ドルの融資を発表した。総額最大13億ドルの融資のうちの初回分に当たり、インディアナ州テレ・ホートにおけるリチウムイオン電池セパレーター製造施設建設を支援する。トランプ大統領の「米国のエネルギーを解き放つ(Unleashing American Energy)」大統領令に基づき、持続可能かつ強靭な米国製造業基盤の構築を後押しするもので、完成すれば国内唯一の「湿式法(wet-process)」リチウムイオン電池セパレーターの製造拠点となる。これに伴い、同省は建設時に約763人、稼働後は約635人の雇用を創出する。セパレーター材料は、データセンターやエネルギー貯蔵、民生用電子機器など様々な産業で使用可能であり、これまではアジアでの生産が中心で、特に中国は世界のセパレータ生産の約41%を占めている。
DOE “DOE Approves Loan Disbursement to ENTEK, Supporting American Manufacturing and Securing Domestic Supply Chains” (09/17/25)
https://www.energy.gov/lpo/articles/doe-approves-loan-disbursement-entek-supporting-american-manufacturing-and-securing