環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は6月22日、「米国における気候変動:世界的行動の効果(Climate Change in the United States: Benefits of Global Action)」と題する報告書を発表した。世界的に炭素汚染を削減することで経済・健康・環境に及ぼす様々な効果を定量化したもので、二つの将来シナリオ(世界的な規模の気候変動対策を講じた場合と、何も行動しなかった場合)を比較している。報告書のキーファインディングとして、①世界的な気候変動対策が行われた場合、過酷な気象及びそれに伴う被害の頻度が削減される、②今から世界的な行動を起こすことで長期的により大きな効果が得られる、③世界的な気候変動対策により、米国内で大幅な経済的損害が回避される、などが挙げられている。
White House “Obama Administration Releases Report on the Health and Economic Benefits of Global Action on Climate Change” (6/22/15)