キャタピラー社、世界本社をイリノイ州からテキサス州へ移転へ
建設・採鉱機器メーカーのキャタピラー社(Caterpillar Inc.)は、長年イリノイ州を拠点としてきた本社をテキサス州へ移転させる。同社の6月14日の発表によれば、テキサス州アーバインにある既存の事務所が新たな世界本社となるという。移転に伴う経済的または税制上のインセンティブは得ていないとした。ここ2年間で、テスラ社(Tesla Inc.)、オラクル社(Oracle Corp)、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ社(Hewlett Packard Enterprise Co.)などが、より安価な不動産とより大規模もしくは柔軟な労働力へのアクセスを理由として、テキサス州へ本社を移転しており、キャタピラー社はその仲間入りをすることになる。また、ボーイング社(Boeing. Co)は去る5月に、連邦政府やエンジニアの人材プールに近づくことを目的として、本社をシカゴからバージニア州へ移転することを発表し、国防大手のレイセオン・テクノロジーズ社(Raytheon Technologies Corp.)は今月、世界本社をマサチューセッツからワシントンDCへ移転すると発表している。製造業者は、広大な土地、魅力的な税制、技術労働力の拡大を要因として、新たな工場設置場所として南西部への関心を高めつつある。 Wall Street Journal “Caterpillar to Move Global Headquarters to Texas From Illinois” (6/14/22)