NIH、「オール・オブ・アス研究プログラム」のゲノム・センターに助成​

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)傘下の「オール・オブ・アス研究プログラム(All of Us Research Program)」は、最先端のDNAシーケンス技術の使用の評価に取り組む機関として、ハドソンアルファ・バイオテクノロジー研究所(HudsonAlpha Institute for Biotechnology)(アラバマ州ハンツビル)を選出した。対象となるDNAシーケンス技術は、いつの日か、多くの疾病(一般的な疾病、希少な疾病ともに)の診断と治療の向上につながることが期待されているものである。NIH傘下の国立トランスレーショナル科学進展センター(National Center for Advancing Translational Sciences: NCATS)が本プロジェクトに1年間で700万ドルを提供する。この助成金を基に、ハドソンアルファ・バイオテクノロジー研究所は、ロングリードのゲノム全長シーケンス技術(long-read whole genome sequencing technologies)を用いて、異なる背景を持つ参加者の中から約6,000件の遺伝子データを生成する。ロングリード・シーケンスは、標準(ショートリード)のシーケンス技術よりもより大きなセグメントでDNAを分析するもので、これによって標準では検知されない可能性がある遺伝的変異が明らかになる。​

National Institutes of Health “NIH funds new All of Us Research Program genome center to test advanced sequencing tools” (10/18/19)