マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)のメディアラボ(Media Lab)は、数百名の大学院生・大学生が様々なトピックについて学ぶ高名な研究センターであるが、先週、メディアラボの伊藤穣一所長と、性的売買で起訴され、拘留中に自殺した富豪、ジェフリー・エプスタイン被告(Jeffrey Epstein)との関係が明らかになり、混乱に陥っている。具体的に、エプスタイン被告はメディアラボ及び伊藤氏のベンチャー・キャピタル・ファンドに資金を提供していた。こうした事実が明らかになったことを受け、メディアラボの2人の教員(イーサン・ザッカーマン准教授(Ethan Zuckerman)とネイサン・マティアス客員学者(J. Nathan Matias))が、研究所との関係を解消すると発表した。辞任は、伊藤氏が8月15日に、メディアラボのウェブサイトに謝罪文を掲載した後に発表された。伊藤氏は、「メディアラボの資金調達努力として、エプスタイン被告をラボに招待し、彼の自宅を数回訪問した。彼とのやり取りで、今回起訴されている恐ろしい行為については、私は何も関与しておらず、その話を聞いたことも、証拠を見たこともない」と説明していた。
New York Times “M.I.T. Media Lab in Crisis After 2 Scholars Vow to Leave Over Epstein Ties” (8/21/19)