FDA、コロナウィルス検知を目的とした初の抗原検査を承認​

​食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)は5月8日、コロナウィルスの感染の有無を早急に検知する初の抗原検査を承認した。開発したのは、サンディエゴにあるキデル社(QUidel Corporation)で、FDAは同検査に緊急使用許可を付与した。コロナウィルス検査として一般的に利用されているPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査と異なり、抗原診断は検査サンプルのウィルスの断片を短時間で検知する。抗原検査は極めて正確に陽性を検知するが、全ての活動性感染を検知できるわけではなく、PCR検査に比べると偽陰性を示す可能性が高い。また、陽性結果となった場合、より時間はかかるが正確なPCR検査を受けて確認する必要がある。専門家は、新型コロナウィルス感染症のための抗原検査の承認は、医療従事者や公衆衛生当局に大規模かつ早急な検査ツールを提供することになり、検査努力の強化につながると述べている。​

New York Times “F.D.A. Approves First Antigen Test for Detecting the Coronavirus” (5/9/20)