EPA、石炭火力発電所による有害な水質汚染の管理規制を弱体化

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)のアンドリュー・ウィーラー長官(Andrew Wheeler)は11月4日、石炭火力発電所の灰から有害汚染物質が水資源に漏出することを制限することを目的としてオバマ前政権時代に策定された規制を弱体化する規則提案を発表した。石炭業界の指導者たちは「本措置によって発電所をより長期に維持できるようになる」と述べ、環境保護派は「水質汚染のリスクが高まる」との懸念を示した。ウィーラー長官の提案規則には、①2015年に制定された規則(石炭火力発電所における厳重な検査と監視、同発電所から有害な物質が水資源へ漏出を防止するための新技術導入の義務付け)の緩和、②石炭灰のスラッジ(汚泥)廃棄期限の延長、が含まれている。​

New York Times “E.P.A. Weakens Rules Governing Toxic Water Pollution From Coal Plants” (11/4/19)