農務省の職員の多くが研究部門の移転に伴い退職

農務省(U.S. Department of Agriculture: USDA)内の研究機関である経済研究サービス(Economic Research Service: ERS)と米国食品・農業研究所(National Institute of Food and Agriculture: NIFA)は今秋、ワシントンDCからカンザス・シティ地域へ移転する計画であるが、多くの職員が移転よりも退職を選んでおり、オフィスが空洞化して農業科学への助成や情報提供を適切に行うことができなくなるとの懸念が生じている。農務省の7月16日の発表によれば、移転対象となっている農務省職員の約3分の2(ERSの職員171名中99名、NIFAの職員224名中151名)が移転を辞退している。フロリダ大学(University of Florida)の農業・天然資源担当副学長は、「ERSとNIFAの職員喪失は頭脳流出であり、当局の崩壊につながる可能性がある」と懸念する。​ ​ Washington Post “Many USDA workers to quit as research agencies move to Kansas City: ‘The brain drain we all feared’” (7/18/19)