NSF、博物館のコレクションの大規模なデジタル化を要請

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の助成を受けて作成された白書「米国のバイオ多様性コレクションを拡大し、研究と教育を推進(Extending U.S. Biodiversity Collections to Promote Research and Education)」が4月4日に公表された。白書は、「米国は、はく製あるいは乾燥処理などを施され、博物館やその他のコレクションとして保存されている植物や動物、化石(合計数百万点)について、包括的なデータベースを作成する取り組みを開始すべきである」としている。また、デジタル化された標本を分類し、それらをその他のデータ(各生体及びそれらがどこで収集されたか)とリンクさせるための新しい手法の必要性も主張している。本件について、NSFの生物学プログラム担当ディレクターは、「新しい種類の研究を行う研究コミュニティに大きな影響をもたらす可能性がある」と述べている。しかしこうした取り組みは数十年と数億ドルを要する可能性があり、一部の研究者は「白書は政策策定者の賛同を得られないのでは」と懸念している。​ ​ Science “Report urges massive digitization of museum collections” (4/4/19)