国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の第24回締約国会議(COP24)がポーランドで行われる中、本件に関して複数の懸念事項が浮上している。それは、クリーンエネルギーへの移行が気候変動対策として十分なペースで進んでいないこと、そして世界的な炭素排出は増加し続けている点である。クリーン技術におけるイノベーションは、気候変動対策として必要不可欠であることから、世界23カ国と欧州連合(European Union)は、米国主導の下、「ミッション・イノベーション(Mission Innovation: MI)」に参加し、クリーンエネルギー・イノベーションの加速に取り組んでいる。MIの参加国は、クリーンエネルギーの研究開発実証(RD&D)の資金を、ベースラインである2016年の150億ドルから2021年の300億ドルへ2倍にすることにコミットしているが、このミッションの進展も順調ではない。こうした中、ITイノベーション財団(Information Technology Innovation Foundation: ITIF)は、MIの分析を行い、3つのキー・ファインディングと複数の勧告を提示している。
Information Technology Innovation Foundation “Omission Innovation” (12/10/18)