大幅な脱炭素化のためのイノベーション議題:連邦エネルギーRD&Dポートフォリオの格差是正​

ITイノベーション財団(Information Technology Innovation Foundation: ITIF)は、「大幅な脱炭素化のためのイノベーション議題:連邦エネルギーRD&Dポートフォリオの格差是正(An Innovation Agenda for Deep Decarbonization: Bridging Gaps in the Federal Energy RD&D Portfolio)」と題する報告書を発表した。世界レベルでみると、現在の状況が続けば、気候変動による最悪の影響を回避するために必要な炭素排出削減目標を達成することは不可能と考えられている。米国の炭素排出削減は緩やかであった一方で、世界的な炭素排出は昨年、2%増加した。こうした傾向を打破するためには、連邦のエネルギー研究開発実証(RD&D)の大幅な増加と再編が必要であるとされている。ITIFは、「炭素排出をゼロにするためには、経済のあらゆる部門をカバーし、化石燃料と同じぐらい安価で信頼性の高いエネルギーを提供できる技術が求められる」とした上で、現在のRD&Dポートフォリオで見過ごされているセクターと技術を特定した。そして、これらの格差を是正するための6つの「技術ミッション」をまとめ、米国政策策定者への勧告を提示している。​

Information Technology Innovation Foundation “An Innovation Agenda for Deep Decarbonization: Bridging Gaps in the Federal Energy RD&D Portfolio” (11/28/18)