国防総省(Department of Defense)の国防科学委員会(Defense Science Board)が発表した「自律(autonomy)」に関する報告書は、今後の期待と危機を示している。明るいニュースは、自律、人工知能、機械学習は軍の活動(敵への諜報活動や兵士の防護、前線への物資供給の迅速化)に革命をもたらす可能性があるということである一方、悪いニュースとして、商業や学術部門における人工知能の進展は軍のそれを上回っているという点が指摘されている。報告書の最も注目すべき勧告は、「米国は、人工知能によって実現される新たな行動を打ち負かす方法を判断すべく、早急に行動をとるべきである」という勧告である。報告書は、「国防総省は敵に対する攻撃的な兵器や技法、計画、策の開発に忙しくしていたが、自分たちの設備の脆弱性には目を向けなかった」と言及している。
Nextgov “DOD Science Board Recommends ‘Immediate Action’ to Counter Enemy AI” (8/26/16)