連邦政府の最高情報責任者(Chief Information Officer: CIO)であるトニー・スコット氏(Tony Scott)は6月12日、30日間に及ぶサイバーセキュリティ・スプリント(Cybersecurity Sprint)を開始した。その一環として、スコット連邦CIOは、連邦機関に対して、連邦情報の更なる強化と連邦ネットワークの対応力強化を目的とした一連の策をすぐに講じるよう指示した。一例として、連邦機関は、①国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)が提供する悪質なサイバー行為を検知する指標を即座に導入すること、②重要な脆弱性は遅延することなく修正すること、③特権ユーザーに関する方針と慣行を強化すること、などが指示されている。スコット連邦CIOはまた、連邦政府のサイバーセキュリティに関する方針や手順、慣行を30日間にわたって評価するサイバーセキュリティ・スプリント・チーム(Cybersecurity Sprint Team)を設立した。評価の最後には、連邦非軍事部門サイバーセキュリティ戦略(Federal Civilian Cybersecurity Strategy)の勧告などが発表される計画である。
White House “FACT SHEET: Enhancing and Strengthening the Federal Government’s Cybersecurity” (6/17/15)