エネルギー省(Department of Energy)傘下の国家核安全保障局(National Nuclear Security Administration: NNSA)は6月24日、人工知能(AI)や高性能計算、積層造形(3D印刷)技術を駆使して開発した概念実証用の飛行試験機「アイレス・タイド(Aires Tide)」を発表した。AIを搭載したスーパーコンピューター網構築を目指す「ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)」に基づく取り組みで、最新鋭のスパコン「ヴェナード(Venado)」や「エル・キャピタン(El Capitan)」を活用し、従来の製造方法に比べ15分の1のコストかつ7倍もの速さでの製品開発に成功した。これに先立ち、5月にはNNSA傘下のロスアラモス、ローレンス・リバモア、サンディアの各国立研究所とカンザスシティにある国家安全保障施設が連携し、陸軍ダグウェイ試験場において高度3万2000フィートから機体投下を含む2回の飛行試験に成功している。今後は得られたデータを将来システムの最適化に活用し、安全保障上の課題への対応力を強化していく方針である。
Department of Energy “NNSA Announces Aires Tide, a National Security Innovation Developed Using AI and Additive Manufacturing Under the Genesis Mission” (06/24/26)
https://www.energy.gov/nnsa/articles/nnsa-announces-aires-tide-national-security-innovation-developed-using-ai-and