エネルギーシステム統合グループ(Energy Systems Integration Group: ESIG)は12月、送電計画の断片化を解消し、多様なニーズに対応する送電プロジェクトを効率的に生み出す「統合・拡大・深化」アプローチを提言する報告書を発表した。電力需要急増や、異常気象増加などによる発電・負荷接続の遅延課題の解消に向け、系統連系、負荷接続、信頼性、経済性、系統改修、公的政策を共通の将来シナリオにまとめることで、送電線補強の迅速化や高電圧線の安定拡張、長期耐久性の高い系統実現など、連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)命令1920に沿うプロジェクト選定を可能にするという。特に長期的な電力網整備に向け、信頼性向上とコスト抑制に配慮した運用課題を計画へ組み込むことを優先課題とし、電力網強化に向け、インタラクティブ・データ・エクスプローラーで、地域別承認プロジェクトの傾向を示した2025年中期時点の電圧・種類・稼働年データを公開している。
ESIG “Modernizing Transmission Planning: Integrating Silos to Deliver Multi-Driver, Multi-Value Outcomes addresses a central challenge” (01/05/26)