ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は12月10日、アマゾン社(Amazon)が人工知能(AI)活用ツールを利用した施設運営管理で、エネルギー利用の約15%削減に成功したと報じた。気候技術企業のトレーン・テクノロジーズ社(Trane Technologies)の温度管理・換気システムを自律調整する「ブレインボックスAI(BrainBox AI)」プラットフォームを、同社の北米食料品物流3拠点に導入し、エネルギー消費と炭素排出削減に成功したという。この結果を受け、アマゾン社は全米30カ所超の配送・流通拠点に展開するほか、AIに建物を知的システムとして学習・適応させ、リアルタイムで持続可能性と性能目標を達成する計画である。また、ペンシルバニア州のホールフーズ・マーケット社(Whole Foods Market)とも連携し、マイクロ物流拠点(Micro Fulfilment Center: MFC)を導入するなど、食品事業との連携も強化する。アマゾン社は2040年までのカーボンニュートラルを目指しており、2024年炭素排出量は前年比6%増(2023年は3%減)であったという。
Utility Dive “Amazon to scale AI-enabled efficiency tool after pilot shaves 15% from energy use” (12/10/25)
https://www.utilitydive.com/news/amazon-sustainability-grocery-fulfillment/807528/