海軍とパランティア社、造船プロセスソフト「ShipOS」を発表

アクシオス(Axios)は12月9日、海軍とパランティア社(Palantir Technologies)が造船プロセスを迅速化する新ソフトウェア「ShipOS」を発表したと報じた。契約総額4億4,800万ドル の潜水艦の建造・維持管理に向け開発されたシステムで、将来的には空母や軍用機にも適用していく。トランプ政権は国防上の重要課題として造船力強化を掲げており、海軍とパランティア社はサプライチェーンの可視化を向上させ、潜在的な問題を最大180日前に予測することで数カ月単位の遅延を防止することで対応していくという。中国の造船生産量に対して米国が大きく遅れをとっている現状が背景にあるが、コロンビア級原子力潜水艦のような重要装備の遅延が続き、設計やコスト問題によりコンステレーション級フリゲート4隻の建造計画が中止されるなど、ソフトウェアのみでは解決が困難な課題も残っている。これに対しパランティア社は、同社ソフトがあらゆる戦域などでの運用されている実績を強調し、新OSは民間での供給網予測技術を融合したものと説明している。

Axios “Navy unveils “ShipOS” with Palantir to speed up shipbuilding” (12/09/25)
https://www.axios.com/2025/12/09/navy-phelan-palantir-karp-shipos