サイエンス誌(Science)は11月21日、疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)が約200頭のマカクザル(macaques)を使った研究を段階的に終了すると報じた。エイズウイルス(Human Immunodeficiency Virus: HIV)やその他感染症の研究向けにサルが使用されていたが、CDCは年内にも研究を中止する計画である。これまで食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)や環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)など複数の研究機関で動物実験が行われていたが、トランプ政権はこれを終了し、今後は臓器チップ(organ chips)などの新たな研究方法への投資を増やしていく意向であるという。研究に利用されたサルの今後は不透明で、霊長類保護区に移される可能性もあるが、安楽死となる可能性もあるという。動物愛護団体のホワイトコート・ウェイスト・プロジェクト(White Coat Waste Project)は歓迎の意を表明しているが、研究者からは「研究にとって大きな損失だ」との声が上がっている。
E&ENews by Politico “Wright overhauls DOE, reflecting shift in US energy priorities” (11/20/25)
https://www.science.org/content/article/exclusive-cdc-end-all-monkey-research