内務省(Department of the Interior)は11月7日、経済と国家安全保障に不可欠な重要鉱物60品目を特定した「2025年重要鉱物リスト」の最終版を発表した。米国地質調査所(U.S. Geological Survey)が策定したリストによると、今回新たに、ホウ素、銅、鉛、製鉄用石炭(原料炭)、リン酸塩、カリ、レニウム、シリコン、銀、ウランの10品目が追加された。2024年の希土類元素(レアアース)使用量の80%を輸入に依存していたことが背景にあり、スマートフォンや防衛システムに不可欠な鉱物として重点的な対応が必要とされていた。トランプ政権は敵対国依存を減らすために、供給網途絶のリスクに直面する鉱物を特定し、国内生産への投資を進めるとともに、オーストラリア、日本、マレーシア、タイとの協力を通じて供給網の強化を図っており、特定鉱物の公表は2017年の第1期トランプ政権下で発令された大統領令以来3回目となる。なお、同リストは供給状況を反映するために、2020年エネルギー法(Energy Act)に基づき、2年ごとに更新される。
DOI “Interior Department releases final 2025 List of Critical Minerals” (11/07/25)
https://www.doi.gov/pressreleases/interior-department-releases-final-2025-list-critical-minerals