ディフェンス・ニュース(DefenseNews)は11月7日、陸軍が小型無人機(ドローン)群を撃墜する最大20基の新型高出力レーザー兵器(Enduring-High Energy Laser: E-HEL)調達に向け、民間企業からの提案を募集すると報じた。偵察用から自爆型機3種(グループ1~3)のドローンを一度に無力化できるレーザー技術を開発することが目的で、移動部隊と半固定部隊の双方が運用できる統合軽戦術車両(Joint Light Tactical Vehicle: JLTV)に搭載する。陸軍はあらゆる空中状況下でも標的を追尾し、滞空中で飛行能力を瞬時に奪う精密照射性能確保に向け、過去5年に亘りレーザー試作機を開発してきたが、ドローン脅威の拡大を受け、2026年にも正式な競争入札を開始する。豪エレクトロ・オプティック・システム社(Electro Optic Systems)が9月にドローン群を即時無力化する150キロワット級「アポロ(Apollo)」を公開するなど国際競争が激化する中、陸軍はE-HEL実用化により、同盟国上空で相次ぐ無人機侵入への抑止力を高め、前線部隊の防空網を強化するという。
DefenseNews “Army seeks high-energy laser systems to kill drone swarms” (11/07/25)
https://www.defensenews.com/unmanned/2025/11/06/army-seeks-high-energy-laser-systems-to-kill-drone-swarms/