ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は10月9日、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(Gavin Newsom)が、発電所の建設段階にあるプロジェクトの承認を迅速化する法案AB531に署名した一方で、資源探査プロジェクトを対象とした法案AB527には拒否権を発動したと報じた。署名されたAB531は、大規模な発電施設などを対象とする州エネルギー委員会(California Energy Commission)の迅速化認証プロセスに地熱発電所を加えるもので、拒否されたAB527は不確実性の高い探査段階のプロジェクトに対しカリフォルニア州環境品質法(California Environmental Quality Act: CEQA)の適用を免除する内容である。拒否した理由について、法案が地質エネルギー管理局(Geologic Energy Management Division: GEMD)に課す新たな審査要件の施行・管理コストを賄うため事業者への手数料の大幅引き上げる必要が生じ、それが開発意欲を削ぐ可能性があると説明した。また既存の改革の効果を見極める前に、性急なCEQA免除は避けるべきとの考えも示した。
Utility Dive “Newsom signs 1 bill to speed geothermal approvals, vetoes another” (10/09/25)
https://www.utilitydive.com/news/newsom-california-geothermal-veto-bill-energy-streamline/802487/