商務省、輸出規制を関連会社に拡大 軍事利用を防ぐ狙い

産業安全保障局(Bureau of Industry and Security: BIS)は9月29日、輸出規制体制を強化するため、エンティティー・リスト(Entity List: EL)や軍事目的使用者リスト(Military End-User : MEU List)に掲載されている企業の関連会社も対象とする新規則を発表した。この規則は、リスト掲載企業が50パーセント以上を所有する関連会社を対象としたもので、国家安全保障や外交政策上の利益を損なう輸出の抜け穴をふさぐ狙いがある。従来は、リストに明記されていない企業は、たとえ掲載企業と広範な企業・金融上のつながりがあっても対象外であった。ELリストやMEUリストは、国家の利益に反する活動に関与するもの、また、軍事用途への転用を行うものに対し厳格な追加輸出ライセンス要件を課すもので、原則的に輸出許可申請は却下されるが、輸出業者からの許可申請は随時受け付ける。規則は直ちに発効されるが、パブリックコメントを30日間受け付けている。

BIS “Department of Commerce Expands Entity List to Cover Affiliates of Listed Entities” (09/29/25)
https://www.bis.gov/press-release/department-commerce-expands-entity-list-cover-affiliates-listed-entities