下院CCP委員会、中国のAI依存を維持し、先端能力開発を抑制する新たな枠組みを提案

下院の中国共産党特別委員会(House Select Committee on the Chinese Communist Party)は8月25日にハワード・ラトニック商務長官(Howard Lutnick)に書簡を送り、米国は、現行のAIハードウェア及びソフトウェアの支配を維持するため、輸出管理政策を用いて様々な目的のバランスを図る必要があると主張した。具体的には、中国による米国製ハードウェアへの依存と米国半導体企業の保護を確実にすると共に、中国のAI開発能力を抑制し続けることが必要であるとしている。その上で、商務省(Department of Commerce)及び産業安全保障局(Bureau of Industry and Security)に対して、中国による米国製ハードウェアの依存を維持し、中国の先端AI能力を抑制するという2つのバランスを図る確実かつ実用的な方策として、随時見直される技術基準(rolling technical threshold)に基づき、米国製AIチップの対中販売を制限するよう勧告した。「中国企業が、中国が国内生産できるものよりわずかに優れた米国製チップを購入できるようにすることで、中国の米国製ハードウェア基盤への依存を長期化すると共に、中国の最先端AIの開発を大幅に抑制することができる」と書簡は述べている。

Select Committee on the CCP “Moolenaar Proposes New Framework to Keep China Dependent on AI, Limit Their Advanced Capabilities” (08/26/25)
https://selectcommitteeontheccp.house.gov/media/press-releases/moolenaar-proposes-new-framework-to-keep-china-dependent-on-ai-limit-their-advanced-capabilities