韓国の李在明大統領、トランプ大統領に米国造船業の復活と協力を約束へ

韓国の李在明大統領は8月25日にトランプ大統領と初会談を行った。米国の対韓国貿易赤字は660億ドルと巨額で、同盟国との関係を貿易赤字で測定するトランプ大統領と韓国の関係は険しい。また、米政府は韓国からの米兵撤退等を検討している。そのような中、韓国の李大統領は、初の首脳会談で造船分野での協力を提案することで、米韓関係の強化を図ろうとした。トランプ大統領は、米国の造船業の再活性化を優先事項とし、中国との差を縮めるべく、中国に次いで世界2位の造船業を抱える韓国との協力の可能性を繰り返し示唆している。米韓両国が7月に関税に関する合意枠組みを発表した際、李大統領は、「取引には造船の協力に関する1,500億ドルの基金も含まれる」と述べている(詳細は不明)。米国の造船業は1980年代以来、低迷しており、現在の世界市場に占める割合は1%未満である。米国法における「バイアメリカ」条項と政治的制約により、米国が造船を同盟国に委託することは現時点では現実的ではないものの、緊密な協定を交わす同盟国との間の限定的な共同造船を容認しつつ、米国の所有権と運用を維持することを検討する可能性はあると、ある専門家は見ている。

Washington Post “South Korea promises Trump to ‘Make American Shipbuilding Great Again’” (08/24/25)
https://www.washingtonpost.com/world/2025/08/24/south-korea-united-states-shipbuilding/