EPA、カリフォルニア州の州外重量車両規制を連邦法違反として不承認を提案

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は8月25日、カリフォルニア州が提出した重量車両検査・整備要件のうち、州外および国外登録車両への適用を不承認とする提案を発表した。EPA は、この要件が憲法の通商条項(Commerce Clause)に違反し、大気浄化法(Clean Air Act)第110条にも抵触するとの見解を示している。リー・ゼルディンEPA長官(Lee Zeldin)は「国を運営する権限を持たないカリフォルニア州が、気候変動の名の下に、国民の生活費を引き上げることを許さない」と述べた。同州の規制は外国登録車両にも適用されるため、連邦政府のみが持つ外交権限を侵害する可能性もあるという。この提案は、司法省(Department of Justice)がカリフォルニア大気資源局(California Air Resources Board: CARB)に対して起こした2件の訴訟に続くもので、6月には議会が同州の車両排出基準に関する3つの適用除外を撤回する決議を可決している。提案は、連邦官報掲載後30日間の意見公募を経て、最終決定される予定である。

EPA “EPA Takes Action to Deny California’s Latest Illegal Power Grab on Heavy-Duty Vehicles” (08/25/25)
https://www.epa.gov/newsreleases/epa-takes-action-deny-californias-latest-illegal-power-grab-heavy-duty-vehicles