エネルギー省(Department of Energy)は8月11日、クリーンエネルギー実証局(Office of Clean Energy Demonstrations :OCED)が数十億ドル規模の産業実証プログラム(Industrial Demonstrations Program: IDP)資金を適切に管理できていないとする同省監察総監(Inspector General: IG)の報告書を発表した。報告書は、OCEDがインフレ抑制法(Inflation Reduction Act: IRA)に基づく58億ドル規模のIDPを監督するための内部統制が不十分で、目標の未達や不適切な経費精算、詐欺、浪費、利益相反の問題が生じるリスクがあると指摘している。また、水素ハブプログラムやグリッド耐久性・革新パートナーシッププログラム(Grid Resilience and Innovation Partnership Program: GRIP)における内部統制の欠如も問題視し、税金の浪費や国家安全保障への懸念が浮上しているという。これを受け、クリス・ライト長官(Chris Wright)は問題解決に向け、財政支援の見直しを進めており、トランプ大統領のエネルギー政策に沿った責任ある管理を目指すと強調している。
Department of Energy “Inspector General Report Highlights Lack of Accountability in Green New Scam” (08/11/25)
https://www.energy.gov/oced/articles/inspector-general-report-highlights-lack-accountability-green-new-scam